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医師の権限に対する疑義

[2023.10.21]

(207) 『「法の下」の子ども?精神医療?平等?』倉持麟太郎「このクソ素晴らしき世界」#81 presented by 8bitNews - YouTube

(207) 【横浜副流煙裁判】まだまだ続きがあった!!日本禁煙学会・作田学理事長のトンデモ発言連発!!タバコがダメなら〇〇で…誰もが被告になってしまう可能性が!? - YouTube

最近みつけた動画2つ。個人的には非常に良い問題の提起をしていると思いますが、世間的にはあまり脚光を浴びません。

これらの動画は違うテーマを扱ってはいますが、共通する点は医師の裁量について「本当にそれは正しいのですか?」と問うている点です。

精神科の医療保護入院は本当に「医学的にみて適切」に運用されているのか?

一般診断書は、客観的事実を書くことが求められるものの、実は医師の恣意的判断がかなり入っているのではないか?

精神医療の方の動画に対しては、匿名の「精神科医」を名乗る人物からクレームも入ったようですが、精神科医と言っても色々な人がいますのでまあ…。私のような他科の医師にとっては、医療保護入院が適切に運用されているのかどうかは確かに気になります。(私が今まで見てきた現場では適切に運用されているように思えましたが、これもまた精神科病院といっても色々な所があるため…)

医療保護入院は必要な制度ではあります。ただしそれが適切に運用されていれば、です。

もう一つの横浜副流煙裁判の話も色々ひどい話なのですが、医師の中に、禁煙という善をなすためであれば手段は問わないという人が本気でいそうなのが怖いです。医師というのは結構怖い所があります。そういえば以前「医師に殺されない47の心得」という本もありましたね。あの本の作者は作者で色々議論を起こす人ではありましたが。

これらの動画が指摘していることは、医師にとっては結構痛い所を突かれるものなので、見て怒る人もいそうです。もしくはスルーするか。後者が多いかもしれません。

私としてはこういう日の目を見づらい問題を、少しでも多くの人に知ってほしいという気持ちでいます。

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